2023.12.13 新着情報 止水栓の閉め方 〜水漏れが起きた時〜
毎年冬季は水道管凍結により水が使えなくなったり、水道管が破裂するなど多くの方が被害に見舞われ、マキノにも凍結に関するお問い合わせが殺到します。
ここでは万が一、凍結により水栓金具や配管が破損し水が噴き出してしまった場合の緊急対処法をご紹介致します。
水漏れが起きた時、該当設備の止水栓を閉めることが出来ればすぐに水漏れを止めることができますが、突然の事態には誰もがパニックに陥りがちになるものです。
そんな時のために、緊急時は水道メーターボックス内の水道元栓を閉めると家中の水をすべて止められることを覚えておきましょう!
本来、家中の水をすべて止めることは最終手段ではありますが、ひとまず水漏れを止めることで、落ち着いて修理依頼の手配や該当箇所の止水栓を探すことができます。
水道メーターボックスのある場所をご家族全員で一度確認しておきましょう。
●水道メーターボックスの場所
敷地内の道路に面する付近に「量水器」「水道メーター」「止水栓」などと書かれているフタを探します。見つからない場合は敷地をぐるりと一周してみましょう。
※フタの色は各ご家庭によって異なります
●水道元栓の閉め方
ボックス内の水道元栓バルブを時計回りにまわらなくなるまでしっかり閉めると水を止めることができます。
バルブには「ハンドルタイプ」や「つまみタイプ」などがありますがどのタイプも回す方向は時計回りです。
●キッチン止水栓はシンク下
キッチンの止水栓は基本的にシンクの下にあります。シンク下の物入れ部分(扉式や引き出しなど)を開け止水栓がある場所とタイプを確認しておきましょう。
キッチンには水とお湯のふたつの止水栓があります。水漏れ等の緊急時には2つとも時計回りにまわせば水が止まります。
●ハンドルタイプは回らなくなるまで時計回りに回す。
●外ネジ、内ネジタイプは溝にマイナスドライバーを差込み回らなくなるまで時計回りに回す。
硬くて回せない、錆びて回せない場合は水道元栓で水を止めてください。
●トイレの止水栓は壁か床付近
トイレの止水栓は、便器横の壁や床からタンクにつながる給水管の付け根あたりに設けられています。
タンクレストイレは止水栓が便器内に収納されているケースがあるので、便器の側面カバーを外して確認してみましょう。
●ハンドルタイプは回らなくなるまで時計回りに回す。
●外ネジ、内ネジタイプは溝にマイナスドライバーを差込み回らなくなるまで時計回りに回す。
硬くて回せない、錆びて回せない場合は水道元栓で水を止めてください。
●洗面化粧台の止水栓は洗面ボウル下
洗面化粧台の止水栓は、基本的に洗面ボウルの下にあります。ボウルの下に収納がある場合は扉や引き出しを開けて、止水栓のある場所やタイプを確認しておきましょう。
水とお湯のふたつの止水栓がある場合は2つとも時計回りにまわして水を止めましょう。
●ハンドルタイプは回らなくなるまで時計回りに回す。
●外ネジ、内ネジタイプは溝にマイナスドライバーを差込み回らなくなるまで時計回りに回す。
硬くて回せない、錆びて回せない場合は水道元栓で水を止めてください。
浴室はお使いの水栓金具のタイプによって対応が大きく変わります!!
●蛇口が壁に取付けられている
「壁付き水栓」の場合
蛇口か、蛇口の給水管の根元に水とお湯それぞれ止水栓が設置されています。
水漏れなどの有事の際は溝にマイナスドライバーを差込み、回らなくなるまで時計回りに回すと水を止めることができます。
●蛇口が横長の台に取付けられている「台付き水栓」の場合
蛇口が横長の台や浴槽のふち等に取付けられているタイプの水栓。
「台付き水栓」は浴室内に止水栓が無い場合が多いので、水漏れなどで水を止めるには水道の元栓を閉める必要があります。