2023.09.01 No.278「最近熱くなっていること!!」
2021年6月に日本モルック協会の公認団体「モルック信州」を発足させ、長野県内におけるモルックの普及活動に励んでおります。モルックをご存知でない方もおられると思いますので簡単に紹介しましょう。モルックとは、フィンランドのカレリア地方の伝統的なkyykkäというゲームを元に、Tuoterengas社(フィンランド)によって1996年に開発されたスポーツです。地面に立て並べられた12本の木のピン(スキットル)をめがけて、モルックという木の棒を投げ、獲得した点数を競うスポーツです。とても簡単なルールで老若男女問わず誰でも気軽に楽しめます。日本全国に広がりつつあるモルックは右肩上がりに競技人口が増えており、まさに今、注目のスポーツです。
モルックは3名〜4名でチームを構成した対戦型ゲームなので、モルックの道具が1セットあれば同時に6名〜8名がモルックを楽しむことができます。若者のように筋力があり力強くモルックを投げられる者が試合を優位に運べるというわけでもないので、しばしばジャイアントキリングが起きることがあり、それがモルックの醍醐味とも言えます。実際にモルックの日本代表チームに今日初めてモルックを経験した中学1年生のチームが試合に臨み勝利したことがありました。トーナメント戦で圧倒的な強さを誇っていた日本代表チームが優勝するだろうと誰もが思っていましたから、中学生チームが日本代表チームに勝利した瞬間、会場の空気が凍りつきました。
上田市御所603‐1 hubではモルックの常設コートを設けており、営業時間内であれば誰でも無料でご利用いただけます。道具も無料でレンタルしておりますので、手ぶらでお越しください。高齢者のスポーツ、育成会のスポーツとしてモルックを取り入れたいという方はモルック信州(0268‐71‐0260)までお気軽にご相談ください。