2026.08.01 No.313「実家の未来を考える夏」
蝉の鳴き声が夏の訪れを感じさせる季節となりました。青空に入道雲が広がり、子どもたちは夏休みを迎える頃でしょうか。お盆には、久しぶりに実家へ帰省される方も多いのではないでしょうか。
先月号より、「SUNらいふ」に「TUNAGU通信」を同封させていただくことになりました。
この通信が、ご家族と住まいの未来について考えるきっかけとなり、少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
実は私自身も今、空き家となった実家を今後どうするべきか悩んでいる最中です。
両親が汗水流して働き、ようやく建てた家です。その思いを考えると、簡単に答えを出すことはできません。私自身にとっても、学生時代を過ごした思い出がたくさん詰まった大切な場所です。久しぶりに実家を訪れると、家族との出来事や当時の情景が昨日のことのようによみがえってきます。
しかし、住宅は人が住まなくなると想像以上に傷みが進みます。特に給排水設備は劣化しやすく、長期間使用していない水道管は錆びや漏水、詰まりの原因となることがあります。また、換気が行われないことで湿気やカビが発生し、建物の寿命を縮めてしまうこともあります。
日本は欧米諸国と比べて新築住宅の割合が高い国と言われています。一方、アメリカやイギリスでは、既存住宅を修繕やリノベーションしながら長く住み継ぎ、次の世代へ受け継いでいく文化が根付いています。
もちろん、日本は地震が多く、耐震基準がたびたび見直されてきたという事情もあり、単純に比較することはできません。しかし、建築資材や人件費の高騰により、住宅を新築するための費用は年々増加しています。新たに土地を購入し、30坪ほどの住宅を建てるとなると、総額5,000万円近い資金が必要になることも珍しくありません。
その一方で、実家の将来をどうするべきか悩むご家族も増えています。住まいを必要としている人と、大切な家を次の世代へつなぎたい人。その想いが結び付けば、新たな価値が生まれるのではないでしょうか。
TUNAGUは、株式会社マキノが相談窓口となり、司法書士、税理士、不動産会社、解体会社など、各分野の専門家と連携しながら、大切な住まいの未来をサポートしています。
「まだ何も決まっていない」「何から考えればよいのか分からない」という段階でも構いません。
お盆は、ご家族が集まり、住まいの未来について話し合う絶好の機会です。ぜひ、この夏、ご家族で実家のこれからについて話してみませんか。
その第一歩として、TUNAGU通信がお役に立てれば幸いです。


