2024.02.01 No.283「健康診断」
十五年ほど前、目眩や胃痛などの症状が続き、きっとストレスが原因だろうと感じながらも、症状が一向に良くならないため不安になり、ネットで親切そうな病院を探して受診しました。元々病院嫌いだった私が一大決心して病院を訪れたのですから、あの時よっぽど体調が優れなかったことが窺えます。内視鏡検査を受けると胃壁のあちこちに炎症が起きており、ストレス性の胃炎と診断されました。そして血圧を計ると看護師さんがびっくりするぐらい高く「倒れなくて良かったね。」と言われたことを今でも覚えています。あの時、診察を受けていなかったらと思うとゾッとします。それ以降、必ず二ヶ月おきに定期検診を受けるようになりました。定期検診では最初に前回の検査結果を医師が丁寧に説明してくださります。食生活が乱れていると、血糖値などの数値が跳ね上がるものです。しかし数値を元に食生活を改善できるので、定期検診を受けることは健康維持にとても役立ちます。定期検診では血圧測定、検尿、血液検査をお願いする他、体調で気になる点があれば医師に相談できるのでとても便利です。さて、ここからが問題。病院から帰宅すると検査表を妻に提出しなければなりません。妻は検査表のことを通知表と表現するのですが、帰宅すると「通知表を出して!!」と言われ、私は渋々カバンの中から通知表を取り出し提出するのです。まるで子どもの頃、通知表を親に出す際、躊躇った時と同じ心境です。前回の検査より数値が良くないと妻から厳しく指導が入ります。ここ数ヶ月、ジョコビッチ生活を続けているので、次回はきっと良い数値が出ることを期待しています。皆様も定期検診を受けて健康を維持してくださいね。